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  ドライクリーニングってなあに??
「ドライって粉を使って乾いたまま洗うのかと思っていたわぁ!!」とお客様がお話になっていたのを耳にしたことがあります。ドライクリーニングはパークロルエチレン(有機塩素系化合物)や灯油の中でジャブジャブ洗うのです。パークロルエチレンは、今後使用されない方向で進んでいます。また、石油系は皮膚炎や化学火傷を起こす恐れがあります。このようなドライ液に洗剤を入れて洗います。同じ液をフィルターでこして使用します。ドライ液は揮発性が高く短時間で乾きますが、乾燥が不十分だったりすると、嫌な臭いがしたり、化学火傷をおこします。ドライ液はほとんど蒸発しますが、洗剤は蒸発しないので、何回もドライクリーニングした衣類には洗剤がたくさん残っています。
左記写真のように水洗いする時に洗剤を入れなくてもこんなに沢山の泡がでます。そして、ドライではおちなかった衣類の汚れや残留していたドライ液などが出てきているため、水の色が茶色になり、かなり汚れているのが分かります。写真を見ればドライクリーニング後の衣類の残留洗剤・残留ドライ液や汚れなどがよく分かっていただけると思います。

上写真)残留ドライソープ洗剤
下写真)クリーニング後ドライ液が残ります


ドライクリーニングした白いブラウスをタンスから出すと黄変していた、なんて経験はありませんか??
水溶性の汚れ(汗・アカ・ほこり・食べこぼしなど)は水でなければ落ちません。ドライ液(石油系など)に角砂糖(水溶性)を入れ撹拌しても形くずれもせずに何年経ってもとけません。反対に水は数十秒で角砂糖が溶けてしまいます。
このように衣類についた汗や食べこぼしなどはドライ液の中でジャブジャブ洗っても、溶け出さないので衣類にそのまま残ります。だから時間が経つとクリーニングして綺麗になってるはずのブラウスが黄変してシミが浮き出てくるのです。

水洗いであればこのような黄変はおこりません。水につけるだけで汗やほこりなどは水に溶け出しサッと流れてしまうからです。だから、水洗いしたスーツなどは、とてもさっぱりして軽く着心地がいいのです。
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